今日は、操法を行うときは、
呼気が良いのか、吸気が良いのか、
というお話し。
「運動は息を呼きながらやる、
吸うときには運動神経は働かない。」
という橋本敬三先生の言葉を借りるなら、
操法は、
呼気で行うのが良いと言えます。
たいていは、吸気よりも呼気の方が重要視されているようです。
素早く吸って、長く呼く。
十分に呼けば、自然に息が吸い込まれる。
などと言われていますね。
「操体は呼気の静かなる動きをもって快適感覚を味わう」
という言葉もあるそうです。
したがって、
操法は呼気で行うべき。
となりそうですが…。
しかしながら、
これでは済まないのが、操体法です。
おそらく、
歪みがない、健康で、バランスのとれた身体の状態であるならば、
呼気での操法で十分に快適感覚を味わうことができるのでしょう。
では、身体に歪みが発生しており、
全体的にバランスが崩れているとするならば、
もしかしたら、呼気での操法では快適感覚を味わうことができないかもしれません。
もしそうなら、
吸気で、と決めつけてしまうと、
動きと呼吸のバランスがかみ合わなくなってしまいます。
つまり、
呼気での操法が良いのか、吸気での操法が良いのか、
きめつけられない、
ということなのです。
ここが、操体法の奥深いところでもあります。
症状別の操法はないし、
決めつけもいけないとなると、
操体法を学んでいる方は
困ってしまうかもしれません。
しかしながら、
それが、操体法の可能性の大きさだと思います。
特定の枠内にはけっして収まらない。
いろいろな治療法とコラボできる。
操体法はすばらしいと思います。
さて、脱線してしまいましたが、
呼気の操法で自然にバランスがとれるならよいですが、
そうでないときは、
まずは、自然な呼吸で操法を行って良いのではないでしょうか。
患者さんの状況をみながら、
柔軟に対処する、ということがよいのかと思います。
今日はそんなお話しでした。
今日もブログを読んでいただきありがとうございました!
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