昨日は、隣町のとある場所で行われた宇宙についての講演会に中3の娘と行ってきました。
ドイツ最大の科学研究機関であるマックス・プランク宇宙物理学研究所の所長をしている、
小松英一郎先生の講演でした。
1974年生まれですから、40歳くらいですね。
そんなに若く、しかも日本人で外国の研究所の所長なんて、すごいですね。
メインはWMAPという宇宙探査機を使用して、宇宙マイクロ波背景放射について調べ、
宇宙年齢や、宇宙全体の物質・エネルギー割合を解明するという研究をなされたそうです。
宇宙マイクロ波背景放射では、-270℃の冷たい光がわかるということで、
宇宙誕生直後の状態が分かるそうです。(私ではうまく説明できませんが)
質問コーナーでは、宇宙の果てについてや、宇宙の広さ、宇宙の始まりなどの
質問にも答えていましたが、それらの答えは、
「よくわかりません」というものでした。
これは、ある意味潔いし、専門家だからこそ、分からないことは分からないと
はっきり言えるんだろうな、と感じました。
あるいは、こうなっているのではないか、といった自分の考えなどを差し挟まない、
ニュートラルな態度を自然に取ることができるようになっているのかもしれません。
ある意味好感がもでました。
私の場合だったら、自分が何か説明して、質問されたときに、
ついつい知ったかぶって答えてしまいそうです。
きちんと理解しているからこそ、そして自分のしている事に自信があるからこそ、
「分からない」と言えるんですね。
そのような真摯な態度は私も学びたいと思います。
それにしても、宇宙は不思議です。
この宇宙には、この天の川銀河のような銀河が1000億個もあり、
そのそれぞれの銀河の中には、星がやはり1000億個もあるといわれています。
1000億かける1000億、というのはとても考えられない数ですね。
まさしく天文学的数字です。
今日もブログを見ていただきありがとうございました!
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