2015年9月25日金曜日

やり過ぎ?

 先日の臨床では、前回のアプローチが有効だったかどうか確かめてみました。

 効果が持続しない、ということで、前脛骨筋にアプローチしてみたところでした。

 先日の様子では、腰の痛みは言葉では訴えるものの、動きは楽になっているように見え、

 本人の顔の表情も楽そうに見えました。

 昨日もいくつか、治療を試み、終わりにしましたが、

 一つ注意したことがあります。

 それは、治しすぎない、ということです。

 師匠から教わったことの一つに、

 「60%で止めておく。」

 ということがあります。

 これは、60%以下だと治療効果も不十分になるが、

 60%以上でも、治しすぎとなり、却って痛みなどが出すぎたり、過剰な反応が出てしまう、

 ということです。

 それと、100%治してしまうと、患者さんも、治療者に治してもらった、という気持ちになり、

 自分で治した気にならない、そしてその後の治り方にも影響がでてしまう、というものです。

 60%で止めておけば、あとの40%は患者自身が自らの治癒力で治していく、

 と言うことなのです。

 実際は、私にはまだその加減が難しいです。

 今回も60%で抑えきれたのかどうかわかりません。

 又、次回、確認してみたいと思います。

 今日もブログを見ていただきありがとうございました!

  

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