2017年3月15日水曜日

どうして痛みをとってはダメなのか?

本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます!


今日は、

「どうして痛みをとってはダメなのか?」

というお話し。



「痛みを追うな」

というお話しは、

当実践会のメルマガやセミナーなどでもお話ししているところではあります。


今回はさらに、

「痛みをとってはダメ」というお話しになります。



操法(操体法の実際の施術)をやる上で最も大切なのは、





「相手の症状をなくすことではありません」


えっ?! という感じですよね?


むしろ真逆で、痛みを取ってはだめだとのことです。


これは私も操体法の先生から教わったことです。


とても不思議です。



「痛みというのは身体からのサインです。」


そして、「そのサインはなんで出てるの?」という所を見つけて、


教えてあげるのが施術者の役割である、ということなんです。


痛みというのは身体からの危険信号であり、


その危険信号がなければ、逆に命にもかかわります。


その危険信号を安易に取るのではなく、


その危険信号が出ている大元の原因を教えてあげて、本人自らに改善してもらう。


これが本当の治療なのではないか。


ということなんです。



素晴らしい考えだと思いませんか?


操体法創立者の橋本敬三先生は、


「治療なんて下の下だ」


とおっしゃっています。


仙台の今先生も、常日頃、

「人の身体は治せない」

とおっしゃっています。

面白い世界です。



当実践会代表の中村が

「痛みは追うな」

と言っているのは、

痛みにフォーカスしていないからです。


当実践会のセミナーを受講していただいた方はおわかりかもしれませんが、



痛みの原因にフォーカスしているのです。




痛みの原因の「からだの歪み」に直接アプローチしているのは、



施術である操法そのものですが、



その「歪み」をこしらえているのは、


その対象者の生活そのものだったりします。



操体法でいうところの


息・食・想・動・環境


です。



これらの何が歪みを生じさせているのか、


その大元を対象者と共に見つけて、


本人自身に改善してもらう、


というのが、治療者の役割である、


ということになります。



私も、そんな操体法の哲学に感銘を受けています。




今日はそんなお話しでした。


今日もブログを見ていただきありがとうございました!



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